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【ADHD救済】ダイソー紛失防止タグ1,100円レビュー

物をなくす、探す。ADHD困ったの最たるものではないでしょうか。子供の頃から電車のチケットや定期入れを無くしたりは日常茶飯事。大人になったらなったでお酒も入って色んなものを何処かに置いてきてしまいます。
仕舞うところを決めるといった根本的な解決策も大事ですが、自分を信用せずに失敗に先回りするのも大事な処世術。「紛失防止ダグ」はその答えの一つ。
これまでいくつか試しましたが、ダイソーに1,100円(税込)の格安商品があるとのことで今回試してみました。
※今回の記事はiPhoneユーザーが対象となります

この記事でできるようになること

  • 格安なビギナー向け紛失防止タグの機能やメリットを把握する
  • 物を探す時間やメンタルの消耗が低減できる

使ってみる

①購入したらまず、裏面の電池入れをスライドして電池(別売り)をいれます。賑やかな音楽がなります(電池は約1年持つと言われています)。

②紛失を防ぎたい持ち物に装着します。
(例)タグの穴を鍵束の輪っかを通す、財布の小銭入れに入れる、等

③iPhoneにはじめから入っている「探す」アプリでこのタグを認識させます。
アプリを立ち上げたらデバイスを探すの右にある+を押して、[その他の持ち物を追加]を選択。DG036-2102という型番が表示されたら[選択]を押します。

④タグで探したい持ち物の名前をつけ、絵文字を選択します。これで完了。

⑤現在の所在地は上部のMAP上に設定した絵文字で表示されます。


以下、基本的な機能として
「サウンドを再生」を押すと、タグから音がなるので見つけられます。
「経路」は現在地までのルートを示してくれます。
「通知」は[手元から離れた時に通知]をオンにしておくと、持ち物から400m程度離れるとiPhoneに通知して教えてくれます。

特に「通知」の設定は「自宅」がデフォルトで通知対象外になっているので、自宅に置き忘れた場合にも通知がほしい場合は必ず外しておきましょう(-で解除できます)。

他にも、タグを家族と共有する「持ち物を共有」や、なくした位置を誰かに共有して探すのを協力してもらう「持ち物を紛失」などの機能もあります。

注意点

  • どこのダイソーでもいつも置いてるわけではない

人気なのか割と置いていないお店も多いです。汗をかいて探し回るのは無駄なので、ダイソーアプリを入れて「紛失防止タグ」で検索。ご自身の生活圏内のダイソーの在庫をチェックしてみてください。購入時は、必ずコイン電池(CR2032)も一緒に購入しましょう。

  • 所在地特定の精度はほどほど

AppleのAir tagの精度(数センチ)と比べるとそこまで高くありません(条件が避ければ数メートル)。「大体この辺かな」と検討をつけ、そこで音を鳴らして探す、くらいの心構えのほうが良いです。

あとスマホ自体を紛失したら元も子もないのでそこは死守しましょう。

まとめ

使ってみた所感として、1,000円ちょっとにしては十分すぎるコスパだと思いました。さすが世界のダイソー。
誰にとっても役立つアイテムだと思いますが、ADHDならではの頼れる部分はやはり先述の「手元から離れた時に通知」でしょうか。朝慌てて家を出る時に忘れてはならないものにあらかじめつけておくことで出先で困ることが格段に減るのではないかと思います。
若干惜しいのが400m程度離れた時に通知という点。30mくらいならすぐに取りに帰れますが、時間のない中また4~5分かけて取りに戻るというのは厳しい。
それでもまだ取り返しがつきそうな時点で教えてくれるというのは貴重なことです。
忘れ物にコリゴリな方にはとてもおすすめの商品、ぜひお試しあれ。

ABOUT ME
Sugimon
横浜市在住 40代 男  趣味:マラソン ワイン 映画鑑賞  資格:中小企業診断士  20代でADHDと診断され、様々な荒波にもまれながらも何とか生きてます。